祖父の代は時計専門店でした。今はありませんが大鳥居駅にまだ踏切があった頃、その踏切のそばに祖父の時計店がありました。父は中学校を卒業した後、山王にあった朝比奈時計店で学び働き、今の森ケ崎に時計店をかまえました。
その後、東大で目と眼鏡の知識と技術を学び、修了して眼鏡店へと変わりました。遠近両用が世に出て、コンタクトレンズが世に出て、そのたび父は学び、専門性を身につけて守備範囲の広い店となり、プロ野球選手のコンタクトレンズ合わせで信頼をいただき、たくさんの選手との交流も重ねてきました。私はまだ小さく、そんな父のすごさを知らずでした。この仕事を選んで入ったとき、父の仕事への情熱と真摯さに改めて気づきました。いやいや私にはそこまでできない…と思うことは今でも…。
その人の見え方を常に想像しながら視力を測ること、快適になるまでとことん相談にのること、けして安くはないけれど、末長く使える素材選びとフォローをすること。父は亡くなりましたが父の時代に作っていただいた方々は、今でも愛用してくださっている方の多いこと!お客様と作り手の一心同体の結果なのだなと思い知ることが多いです。
潮風ただよう海側の工業地帯、町工場の居並ぶ大田区の端っこにあります。場所としては本当に不便なところです(泣)それでも来てくださるお客様には満足していただけるよう努めております。
ドイツのフレームメーカー『Flair』(フレアー)が全盛期の時に日本でパーティーがあり、父が招待されました。アチラのの社長さんとパチリ⭐︎📷
父、緊張してますね😅
俳優の野村さんが来てくださいました〜
スタッフ紹介
店長のゴロと店主の友野 奈々
めがねの仕事に就いて25 年、父のめがね店を継いで10 年。まだまだ学びの毎日です。初心忘れず、皆さまの『見える』に全力で相談させていただきます!店長のゴロは人見知りなので残念ながらお店に出ていることはあまりありません。